千葉県立船橋高等学校での活動

船橋高等学校のSSH課題研究の実施にあたり、メンター指導をしてほしいとの要請を受けました。対面で3回、オンラインで適宜(3回程度)の指導をということでした。メンター指導は、成果を上げることを主な目的とするものではなく、生徒の成長を支援する指導であり、高いレベルの研究を目指してはいるが、そこに無理にもっていこうとするものではない、とのことでした。町田武生、和田勝会員が、要請を受けることにしました。

事前(6月20日)にオンラインで教員とコーディネータの方と打ち合わせを行い、7月9日に対面で指導することが決まりました。

生物分野の研究計画は5件あり、それぞれの研究計画書が事前に送られてきて、当日は2人が手分けをして対面で計画の内容を聞き、研究の進め方、問題点の指摘、実験を行う際の注意点、などについて指導、助言をおこないました。件数が少ないので、テーマを記しておくと、「鳥の部位による羽根の撥水性の違い」「砂漠における高吸水性樹脂の利用と大豆の育ちの関係」「陸上高等植物由来のアレロケミカルを用いたアオコ原因藻類の防除」「室内アクアリウムに生息する淡水珪藻の同定と珪藻種ごとの脂質含有率の比較」「ショウジョウバエの番の一貫性」でした。

次回の対面は9月に行い、その間に実験を進め方などで必要があれば、メールのやり取りあるいはオンラインで指導助言を行うことになりました。

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