私立聖徳学園小学校での活動

大井みさほ会員が、2月19日の午後、私立聖徳学園小学校で、「光とは何か」というテーマで、講義、演示実験、実験を含む特別授業を行いました。参加した児童は、5,6年生の理科希望者28名、理科教員が2名でした。この理化特別授業は、1年おきに実施してきていますが、毎回、少しずつ、内容は変わってきています。

先方の依頼により、レーザーについての話を長くしました。また、光が水中に入るときの屈折の説明を詳しくしました。

実験台にレーザーポインターと水槽を用意し、レーザー光を使って水槽内の水の中を通る光路および、反射、屈折の観察と実験を行ないました。

レーザー光が、透明なアクリル棒中を全反射して進む様子を演示実験で見せ、光ファイバーの中を通る様子も示しました。

回折格子片を配り、各自が工作用紙で簡易分光器をつくり、蛍光灯のスペクトルの観察を行いました。初めからやると時間がかかるので、工作用紙にはあらかじめ図面を描いておいてもらい、それを配布しました。2人の理科教員が実験を手伝ってくれたので、比較的スムースに工作することができました。

実験終了後に、学習したことのまとめを各児童に書いてもらって回収し、後から送ってくるとのこと、どんなことが書かれているか、楽しみです。