八王子市中学校科学コンクールは、八王子市教育委員会と八王子市立中学校PTA連合会が主催し、八王子市立中学校校長会が後援、そして八王子に拠点を持つ(株)オリンパスとコニカミノルタサイエンスドーム、さらに私ども SSISSが協賛して毎年開催されています。もともとは八王子市立中学校PTA連合会が企画をして始まった活動とのことです。SSISSは当初から作品の審査や研究発表会・表彰式に参加し、生徒たちに質問・助言などを行ってきました。本年は17回目で、12月6日(土)に八王子市教育センターで開催されました。今年の開会式では、協賛の3団体の代表としてSSISSの町田理事長が挨拶をしました。
挨拶をする当会の町田理事長(左)と初宿八王子市長(右)
このコンクールでは、各校から選ばれた3点ずつの計93点の応募作品の中から最優秀賞、優秀賞各1件ならびに6件の奨励賞が選ばれています。各賞の受賞者やその研究題目などは八王子市立中学校PTA連合会のホームページをご参照ください。当日はこれら8件のポスターが会場に掲出され、奨励賞6件はポスターの前での発表、最優秀賞と優秀賞はプロジェクターを使っての口頭発表が行われました。奨励賞6件のポスター発表については、参加者が全てのポスター発表を聞くことができるようにスケジュールが工夫されていました。この6件には開催団体からそれぞれの賞が与えられたました。さらに、協賛団体からは副賞品が授与され、私どもSSISSからは小林憲正会員著の「生命と非生命のあいだ」(講談社ブルーバックス、2024年刊)が9名の生徒(1件の発表は2人のチーム)に贈呈されました。また、本イベントの次年度の告知に使われるポスターイラストも併せて採用作品が紹介され、ポスターイラスト賞として表彰されました。
ポスター発表の様子
今年の奨励賞作品は、いずれも良く考えまとめられており、また発表もきちんと出来ていて、生徒たちの今後が期待されるものでした。特に本年は生徒自身の考えによるオリジナリティーあふれる研究が多かったように思います。例えば靴下の臭いをどうやったら除けるかとか、鶏の丸ごとの肉から骨格標本を作るとか、実生活にも関わりながら自分で工夫した成果が見られたことは大変喜ばしく感じました。発表によっては、取り組みの早い段階で、何をどうするのかの手立てを助言してやれば、一層良い作品に出来そうで歯がゆいところが見られた研究もありました。
(上) SSISS賞の授与
(下) 当日参加したSSISSの会員 (向かって右から二番目は八王子市立中学校校長会長の中嶋昭江別所中学校校長)
八王子市中学校科学コンクールは、他に例のない優れた企画で、生徒の科学に対する志向を促す取り組みとして一層の発展が期待されます。







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