江戸川区子ども未来館(画像は江戸川画像文庫https://photo.city.edogawa.tokyo.jp/pages/home.phpを当会で修正)
2025年8月22日に、当会の和田勝委員が、江戸川区子ども未来館にて「生き物は細胞でできている」というタイトルで実験授業を行いました。「動物や植物の「細胞」を知ることは、生物学の基本です。ミクロの世界へのパスポートである 顕微鏡を使いこなし、600倍まで拡大して細胞のかたちやはたらきを観察しましょう。」として事前に募集が行われ、80名越えの応募があったとのことです。定員は16名で狭き門となり、実際には小学校4年生から6年生の15名の参加者がありました。
まず顕微鏡の使い方を教え、単細胞生物のゾウリムシを観察しました。次にタマネギ鱗茎葉内側の細胞層をはがし、無染色と酢酸カーミンで染色したサンプルを観察しました。細長い敷石が並んでいるような細胞が観察できました。トマトの表皮も同じようにして観察しました。
次いで綿棒で頬の内側をこすり取りスライドグラスに擦り付け、酢酸カーミンで染色して観察しました。みんな自分の細胞を観察できて喜んでいました。
細胞という言葉を覚えてほしいことと、体が大きくなるのはこの細胞が分裂して増えていくためであることを、ウニとカエルの発生の動画を見せて説明しました。
感想シートではおおむね好評で、「自分のさいぼうをみるところがとてもたのしかった。」とか、「「研究員」になったみたいで、けんびきょうをマスターでき、本当にうれしかった。」などのコメントがあり、皆さんにも楽しんでもらえた様子が伝わってきました。