千葉県立船橋高校での活動

6月10日の午後に、町田武生会員と和田勝会員が、船橋高等学校で行われた今年度の課題研究の計画発表会に参加して、質疑応答などを行い、最後に講評を行いました。生物実験室で行なわれた発表は全部で8件あり、事前に提出された4枚のスライドータイトルと演者、着想に至った背景、研究方法(計画)、仮説(何らかの根拠ある、予想される結果)ーにまとめられていて、4分で説明が行われ、1分の質疑応答がありました。

前年度は、実験が始められてから、途中経過を聞き、いろいろとアドバイスをしましたが、前年度の最後の話し合いで計画の段階からタッチしたいというう要望を出したため、今年度は、実験をはじめる前の計画段階からタッチすることができました。8件なので、それぞれのテーマを書いておきます。

「蟻の個体数がワーカーの分業に与える影響」「プラナリアの長期・短期記憶の存在の検討」「グレープフルーツを茹でることによるむきやすさの変化」「ウミホタルの溶媒のpHの違いによる照度の変化」「静電気が植物の成長に及ぼす影響」「環境条件と二ホンアマガエルの雨鳴きの回数について」「土壌の潅水量及びpHとタンポポの根の収量了割合との関係」「セイロンベンケイソウの不定芽形成の条件についての検討」

最後に二人から講評として、データのとり方と数量的な取り扱い、予備実験の必要性、などの全体的な注意点と、個々のテーマについての注意点などを話しました。