八王子市立中学校PTA連合会との打ち合わせ

9月3日の午後1時30分から、八王子市立PTA連合会の役員の方々と、今年度の八王子市立中学校科学コンクールへの協力について打ち合わせを、ZoomによるWeb会議で行いました。PTA連合会からは、守屋会長をはじめとして黒澤、岩崎、廣田、久保さんの5名の方々が、SSISSからは西原寛理事長をはじめとして小林憲正、佐々田博之、町田武生、和田勝の各理事、大井みさほ、奥田治之の各監事、有山正孝参与の8名が参加しました。

八王子市立中学校科学コンクールは、八王子市教育委員会と八王子市中学校PTA連合会の主催、中学校長会の後援で行われ、今年は第14回になります。SSISSはこれまでと同様、オリンパス株式会社と共にこのコンクールに協賛をしています。すでに昨年に募集したイラスト作品の中から選んで作成された、次のような素敵なポスターを各中学校に配布してあり、応募があった多数の作品から、優秀な作品を選考する作業が現在、行われているそうです。

会議では、岩崎さんの巧みな進行によって活発な意見交換がありました。SSISSはこの科学コンクールが今のような形になったきっかけを作りました(活動案内10周年記念号11ページ)。第3回までは優秀作品の表彰式があり、著名な科学者の講演会を行っていました。ノーベル化学賞受賞者の白川秀樹筑波大学名誉教授も講演者の一人でした。平成24年(2012)の第4回の時に、この講演をSSISSにお願いできないかということで大木道則理事長(当時)と大井みさほ理事(当時)が連合会会長などと打合せを行いました。その席で、講演よりはむしろ優秀作品に選ばれた生徒がその内容を発表する会にした方がよいのではないかと提案をて、そのような形になりました。そしてSSISSは作品の選考に協力することになったのです。初期の頃にはSSISSだけでなくオリンパス工業の方なども、すべての応募作品に目を通し、各賞選考の過程にかかわりました。また、これと並行して八王子のいくつかの中学校に出前授業で赴いたことなどが話題に上りました。現在、すでに書いたように応募があった作品の中から優秀賞を選考する作業が進行中とのことですが、なるべく発表の内容がわかるアブストラクトのようなものを発表会の前にほしいと要望しました。その他、八王子市でのSSISSの支援の在り方など、いろいろなことについて意見交換がありました。

12月3日(土)に開催される優秀作品の発表会と表彰式には、少なくとも西原寛理事長、大井みさほ監事、町田武生理事が参加することが確認され、表彰式では表彰状と副賞を理事長が授与します。副賞としては、小林憲正理事が昨年末に刊行した中公新書の「地球外生命ーアストロバイオロジーで探る生命の起源と未来」をすべての受賞者に差し上げるつもりであることを伝えました。

東村山市第一中学校との打ち合わせ

8月24日の午後1時30分から、11月9日に予定されている東村山第一中学校での出前授業について、授業の内容や準備等についての打ち合わせをZoomによるWeb会議で行いました。SSISSからは西原寛理事長をはじめとして小林憲正、佐々田博之、町田武生、和田勝の各理事、大井みさほ、奥田治之の各監事、西原研究室の高田さんの8名が、東村山第一中学校からは校長先生である海老塚俊一さんと理科教員の丸山さん、それに「東村山夢と希望プロジェクト」のコーディネーター富摩照夫さんが参加しました。実は今回が2回目の打ち合わせで、8月2日に簡単な顔合わせ兼打合せがあり、今回は理科の教員を入れてもう少し突っ込んだ打ち合わせになりました。

改めて各自が自己紹介をして打ち合わせに入りました。今回は東村山第一中学校の2年生4クラスの生徒さんに対して、現在のところ6名の会員が出前授業を行う予定です。この日は、授業を行う予定の西原、和田、大井、佐々田、奥田、小林会員が、実験を行うために必要な設備のある教室、学校側で用意してほしい備品や器具などの要望を述べ、中学校側はそれぞれの要望の応じた教室を用意できること、備品なども応じられるという回答でした。

細かい手順や必要な備品、消耗品などを、SSISS側で書き出して送るということを約束して、打ち合わせを終わりました。